老婆とタンデム。 | MAREBITO古道具

老婆とタンデム。

老婆とタンデム。

霊感は全くないMARE主だが、
その時、気持ち悪さをひしししと感じた。

以前、古い事務所で全身が緊張する経験をした。
夜中、仕事を終え廊下に出たとたん
それは感じられた。

鍵を掛けながら、ん。
誰か後ろに居る!
身体が緊張し、こわばるのがわかる。
背中に冷たい汗が流れる…

鍵を掛け、後ろを振り返らず、
早足でエレベータへと向かう。
一階のボタンを押し、嫌な感じは無くなった…
気のせいか…

しかし、バイクのヘルメットを
被ったとたんに肩が重くなる。

んんん。

誰も居ない、駐輪場だが(誰か)が其処にいる。

バイクを発進させるも肩の重さは変わらず…
アクセルを全開にする。

肩から何かが落ちるがごとく
軽くなっていく…

スルスルスルと…


*  *  *


お、出てきよったわ。
疲れとる、疲れとる…
背中を向けよったな…
好都合じゃわ。

おっと、まて、まて、まて…

エレベータは関係ない…

ん。どこいきよった?
其処にいたか。
よいしょ(肩に乗る、老婆)

経験したことのないモーターサイクルのスピードに
度肝を抜かれる老婆

わわわわっ!っ。

するすると、地面に落ちる。


たぶん、きっとそんな感じ。


その5分に起きた二人?の出来事だ。


老婆(?)は無事だったのか。

はて、怪我をするのか?
はたまた、MARE主の気のせいだったか。



見えないなら、想像してみる。
無いのなら、創造してみる。
昔から変わらない。その思考。

MAREBITO ORIGNAL MIXER LIGHT
無いから造りました。実物はMAREBITOでご覧ください。


初稿20130906

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