スガシカオ
もう昔程、ガツガツしなくなった。
ライブチケットに何度も
電話をしないし、
長時間並んだりもしない。
ちょっと気になる娘にも、
アタックしないし。
服装や、寝癖に無頓着になってきたし。
大盛りにもしないし。
昼まで寝てられないし。
海水浴にも行きたいと思わないし。
労力を惜しむ様になった。
もう、脇目も振れず突っ走らない。
そんな自分がちょっと嫌なのも知っている。
※アタックって!
ラジオから
スガシカオ「黄金の月」が流れる。
またしても仕事中の手が止まる。
目頭が熱くなるのだ。
僕は浮遊層ファンなので彼のアルバムを
全てチェックしている訳ではないが
何曲か泣かされる曲がある。
僕の情熱はいまや♪
流したはずの涙より♪
冷たくなってしまった♪
すごいよ、
ここから!
自分のことを偽れる
力を持ってしまった♪
ここで涙が、
じわっぁあああって。
ジャケットの中を見ると
俯瞰のカメラを睨みつけているシカオ君。
YouTubeでもチェックしてみた。
こじゃれた眼鏡、
最近のこなれた演奏を見ても何も感じない。
まだ垢抜けしない
黒ぶちな若いシカオ君の映像があった。
まだギラギラしている(風に感じる)
またしても目頭が熱くなる。
かっこ、いいぞ。とっても。くやしいぞ。
(代理店を辞めて籠っていた時の曲ではないかな。
たぶん。ちがう?)
▲ またも図書館でCDを借りている。MAREBITO主。
すまぬ、シカオ君。
>※初稿20100806 今も奮い立たせられる曲