ついに縫製作業
洋裁の先生だった、母なら首をかしげる。
そりょあ、理解が出来ないわ。
裾や襟元が破れて、膝が出ているビンテージジーンズ。
おっさんになった今、その気持ちわからないでもない。
MAREBITOでボロボロソファーを使っている。
ファブリックは破れ、スポンジが顔を出しているので、
布カバーで隠し見えないようにしているだ…
めくれ上がった布から、
破れたスポンジを見るたび、自己嫌悪になる。
臭いものに蓋。見えなきゃ気にならぬ的
今がまさに、そのとき。
自分らしくないぞ。おい!
隠すよりは縫い合わせの方が良いぞ。
だったらツギはぎにしてしまえ!
阿保みたいなスットクが沢山ある。
いつか使えるであろう、
蟻の如く溜め込んだ端布の革があったはず。
ついにきた!やらねばならぬ。針仕事。
と、言うことで縫製作業やりますか。
大量の破れた革の座布団。やっと着手。
※初稿2013年10月31日