創造するしかない。

エレキギター欲しかった小学年のMARE主。
高価で不良（？）のアイテムは夢でしかなかった。
せめて雰囲気でもと、木を削って作ったエレキ（木片）
それを抱えながらラジカセ、フルボリュームで
ロックを演った。いや歌った気分に浸った。

今で言う、エアギターだわ。
（ソロの箇所で、目をつむっていたよ。とほほ）

刑事コロンボのよれよれコートが
欲しかった高校生のMARE主。
当時、コットン素材のコートなど
北海道の田舎に売っているはずも無く、
汽車でわざわざ、旭川まで行って買ったのが
（これしかない。の一声に騙された）
テッカ、テカのリクルートコート。
まだ高一なのに就職活動生になってしまった。

この時まだ、創造力が足りなかった。

貧乏美術学校時代。
安価な白衣を購入し黒染めで
コート代わりにしていたのだがぺろぺろの薄地、
北の寒さに太刀打ち出来るはずもなかったが
なんとか、若さで乗りきった。

無ければ造る。今も続く変わらない精神。今も健在。

▲台座は理科のバーナー。ソケットは昔のミシンライト。
世界にひとつ、たくさんあります。MAREBITO　

初稿　20131030