貴婦人のピンポイント ※初稿20110130
誰もが持っている、ピンポイント。
ソコを攻められちゃうと
ビミョーに感じてしまう事がある。
違うジンカクの自分が出て来たりもする。
耳の後ろ、
斜め45度のあたりがダメだ。
「ビクーん♥」 となってしまう。
髪を切りに行く。
スタイリストが耳元で
ハサミをシャカ、シャカさせる毎に
実は「ビクーん♥」となっているのだ。
具合でも悪いですか？
と聞かれた事もあるくらい「ビクーん♥」なのだ。
おっさんのピンポイントの話はもういいだろう…
さて本題。
なんの変哲もない普通の彼女（虫眼鏡）
しばし、いじってみる。
指でクルクル回したり、目に近づけてみたり。
ふと、突起物に指が引っかかる。
ん？
ボタンの様な突起物に指が振れたとたん、
一瞬にして彼女は豹変したのだ。
「ビクーん♥」
急に社交界の貴婦人の様な佇まいに…
そう感じるのは僕だけか？
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