鎌キリコの不思議な話 6 | MAREBITO古道具

鎌キリコの不思議な話 6

鎌キリコの不思議な話 6  さよならキリコ 1202金 

パキラの木を玄関横に戻す。
木に登る力も出ないのか、根元から動かず。

お尻から何やら見える2本の突起物。
ここで寄生虫疑惑が!

水に浸すと姿を現すらしいハリガネムシ。
霧吹きをかけると、もぞもぞと動く。
黒い糸状のハリガネムシは見たくない。
背中がゾクゾクさせられる正体は見たいくない。

ネット斜め読み情報で恐怖におののく自分。


キリコは寄生虫に操られていたのか!

乗っ取られ確率は8割だったが、
ますますの斜め読み情報(YouTube動画)で
ハリガネムシではない事、判明。




とりあえず、安心するも、
何もできない自分、
弱まっている姿を見るのはつらい。

それは、昆虫であっても、同じ事。



店舗作業終わり、
背中を触ると微かに鎌を動かすキリコ。
もうがんばんなくても良いのに。と思いつつ。





翌朝、寄生虫疑惑は晴れたキリコだが、
もう鎌を動かすことはなかった。



またね。キリコ。
米俵はいらないよ。


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