酔った女性。 | MAREBITO古道具

酔った女性。

酔った女性。

べらぼうに酔っぱらった彼。

千鳥足で深夜の商店街を歩いていると
薬屋の前でうずくまる影が。

顔色の優れない女性… 
目は見開かれ、こちらの
しどろモドロの質問にもうん、うんと
首を振るだけ…

青白い顔色が、緑に見える。

さすがに冬の夜。
彼女を引きずるように家に連れて来た。
小柄な身体はひんやりとしていて
部屋に入れたとたん、
倒れ込む彼女。

毛布を掛けて、彼も倒れ込む。
下心も起きない位、
彼も泥酔していたのだ…


翌朝。


鋭い目線を感じ、
目を覚ます彼。
隣には毛布を被った
ケロヨンが彼を見つめていたのだ。




泥酔はしていなかったが、
昨日、ケロヨンがMAREBITOにやって来た。
今、目を見開いていて佇んでいます。
ケロヨン君。笑顔だけど、顔色もすぐれないなあ。


▲ 実は佐藤製薬の象、サトちゃん。イソジンのカバ君も居ます。※初稿20101109

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