心配は、傘がない。
またしても嫌な思いをした。
雨の日、コンビニの傘置き。
ビニール傘が2本、さしてある。
うーん。
大丈夫か?
みな同じ傘、間違わないか?
普段は傘置きではない、壁に立てかけるのだが、
両手が荷物で塞がっていたため迷ったあげく、
その「 氣の悪し罠 」へさし込んでしまった。
虫の知らせはプンプンしていたのが、
世の中、極道ばかりがいる訳でもないぞ!と、
訳の判らない道理で己を納得させ、店内へ。
レジに並びながら、
何度も入り口を気にしていたMARE主。
弁当を片手に急ぎ足で出て行く
サラリーマン…
レジを済ませ、外に出てみると。
あーあ、やっぱりな!
MARE主のビニール傘がない。
ちょっと大きめのしっかりしたビニール傘。
案の定、間違えたのだ!
あの弁当サラリーマンが!!!
でた!なんだよ!ばっかじゃねーの!
そういうところ、ちゃんとしてねーから駄目なんだよ!
お前仕事できねーんじゃねーのか!
オラ!オラ!オラ!
だから平社員のママなんだよ。
コラ!オラ!オラ! とは
決して思わなかったが、
気分を害したのは確か。
やっばりな…
12位の占いあたってるぞ。
…
代わりに、小さめの傘と黒い柄の2本がささっている。
おっさんが、レジを終え出て来たので様子を見ていると、
小さな傘を持っていった。
店内には人がおらず、迷わず、黒い柄のを持ち帰った。
雨はさっきよりも弱まったが、冷たく感じるのであった…
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君も大変だったな、できない主人の元で…
雨が降ったらお貸しします。MAREBITOの置き傘、新人です。
初稿20121107