サンタの変遷。 | MAREBITO古道具

サンタの変遷。

サンタの変遷。

こんな ほそい えんとつに入れるのかな?

ねえ、ねえ、火がついているけど、やけどしないの?

トナカイは外にいるの… 云々。

サンタの存在を信じていた、汚れなき自分がいた。


ちっちゃな頃の話だ。


それが、どうだろう。
大人になった今、
セクシーサンタを欲しているのだ。
汚れてしまった。俺。


僕には、はっきりとした記憶がある。
サンタが両親だったという事実。

イブの日。
両親の寝室に自分が欲しかった、
ピカピカのレーシングカーゲームを見つけた。

夕食までにはまだ時間がある。
家族団欒のクリスマス会が控えている。
今すぐにでもレーシングカーの
ドライバーになりたいのだが、
それはルール違反なのだ。
父が仕事から帰ってくるまでは無免許運転になる。
父からそのおもちゃを渡されるまで、
母は婦人警官もどきの頑丈さを崩さなかった。


今思うと、その時点で汚れなきサンタはいないのだ。
プレゼントをくれる両親がサンタなのだ。


やがて思春期、サンタは自分自身となり
彼女(彼氏)にプレゼントを渡したりする。

酔った勢いでハメを外し、
彼女がセクシーサンタになったりもする。
やがて、家族ができ子供の為にサンタになるのだ。


そっか。自分の中にサンタがいたんだな。
好きな人にプレゼントを渡す行為。
それがサンタクロースなんだな。

たぶん。




ビミョーなんだよ、
たぶん感づいているみたいなんだけど…
小学生の息子をもつ、
知り合いのお父さん。

お父さんのサンタは誰なんだ?
お母さんなのか?


酔った勢いでハメを外しましょう。
熟女サンタが見れるかもしれません。

うーん。メリークリスマス!

▲貴方、セクシーサンタになる? 来てくれよ、MAREBITOに。
汚れたなあ、俺。 


初稿20091211

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