カッコつけキック炸裂!
そう、悪の巣窟だった。
周りが全て個性派ぞろいの悪。
ある意味 善玉は、僕だけだった。
なにせ、僕は体調万全なのだから。
かかりつけの病院に薬をもらいに行く。
以前は保険証の提示ですぐに出してくれたのだが、
お上の方針で診察を受けなければならならい。
インフルエンザ、大流行中。
悪の巣窟と化した待合室。
窓の無い密封空間で、
時間無制限のゴングが鳴ったのだ。
まずはお隣、小学生の咳攻撃。 (わっっ!)
通路から、おばあの横入り。 (膝かすってる!って)
尿カップを持ったおばさんうろうろ。 (危ない!って)
おじい、体温計がうまくはかれない。 (音が鳴らないのだ!)
途中で帰ってしまった会社役員風なおじい。 (怒ってた!)
青臭いカッコつけ中学生。 (しかし、母同伴!)
ちらちらと色目で見ている若妻。 (それはよいではないか!)
皆、体調が悪いとはいえ、それぞれに独自の得意技を持っている。
とにかく、このリングは悪の巣窟なのだ。
結果は惨敗。
カッコつけ中学生のボディブローが効いてか徐々に鬼の様な喉の痛さ。
その後、復活の兆しがあったけど、
若妻攻撃のせいなのか(?)今は悪玉の鼻水が出ている。
体調万全だった僕、
病院行って体調を崩してしまった僕。
ちょっと、変じゃないか!それって。
疲れたら横になってください。診療所の長椅子あります
▲お医者さんごっこも可能。いざMAREBITOへ!
※過去のコラムに加筆、修正しています。初稿20091105