可哀想な犬。 | MAREBITO古道具

可哀想な犬。

可哀想な犬。

大型犬が3匹のポメラニアンを
襲った事件が札幌であった。
大型犬と飼い主はそのまま逃走。
噛まれた2匹が死傷し、飼い主の女性も軽い怪我を。

市畜犬条例6条では「犬が人に危害を加えた時は
再発防止の処置を講じ、市長に届け出なければならない」
違反した場合には5万円以下の罰金が科される。

——

いろんな人が居る。

骨董市に来る子供連れのお客さん。
ダメダメ駄目!触っちゃ駄目!
あっちふらふら、こっちふらふらのちびっ子に
注意をするお母さん。
声は大きいが悪い気はしない。

——

いろんな人が居る。

メトロノームのベルをバンバン叩く…
扇風機の摘みをグリグリ回す…
手に取った商品を、ポイッと放り投げる…
加減が出来ないちびっ子。

好奇心旺盛は、見ていて気持ちはいいが
ガラクタに見えても、商品なのだ。
壊れたらお母さんは弁償してくれるのだろうか?

骨董条例なんてない。
故意ではなく、事故ならば仕方ないとは思っているが
さすがに若い母親、
静観しているのはどうか!
隣のブース、フランス皿に夢中だったり、
ドーナツをほおばって、笑っていたりする… 親も居る。

動くものやスイッチに興味を示すのはよく判る。
自分もそうだった。
ちびっ子には罪はない…
ポメラニアンを襲った犬は
処分されるのだろうか?

悪いのは飼い主。犬には罪がない。と考える。

進撃の犬も居ます。MAREBITO


初稿20150527

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