ひとんちがおしえること。 | MAREBITO古道具

ひとんちがおしえること。

ひとんちがおしえること。

下着を朝、取り替える男。
就寝前、風呂上がりではなく。
一度脱いだ下着をまた履く。
朝起きて新しい下着に履き替える。


それは彼の一連の行動なのだ。
両親からの教えを守っている。
普通の事。疑問はない。


別の彼、トイレでのルール。
用を足す時、片足にズボンやパンツを
まとめないと用をたせない。
片足は裸のママの状態なのだ。
社会人になってから
人と違うと気がついた彼。
弟にも尋ねたらしい。
片足裸は弟も一緒だったみたいだ。疑問はない。


おじいちゃんのお葬式の写真を
現像するため小学生の僕にお使いを出す母。
ネガを指差して、これと、
これ「やきまい」お願いね。
「やきまい」。正式には「焼き増し」。
大人になるまで正式名称を知らなかった僕。
全く、疑問はなかった。


その家にあるルール。
その家の外のルールを知らないと気がつかない事。ある。


自分の中にあるルール。
その自分の外にあるルールを知ると、
自分の中にあるルールが見えてくる。

自分の中にあるルールを理解するには。
その自分の外にあるルールを理解する事が、
自分の中にあるルールを理解する事なのだ。


すなわち、

自分の中にあるルールは
その自分の外にあるルールがあることで、
自分の中にあるルールを比較、検証出来るのだ。


ようするに… 

云々云々…

云々云々…

云々云々…

よそんちの、覗きはいけません。双眼鏡


▲犯罪者になるぞ!こない方がいい!MAREBITOには!

初稿 20091122

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