巧みな業ー02
( NA : サザエさんの声でお願いします )
ギャラリーとは思えない、人を寄せ付けない、
その薄暗い入り口。
目線の先にはばかる格子はまるで
監獄を思わせる佇まい…
匠の声:ちょっと暗いですね。
それに導線も良くない。
これでは、気の弱いお客さんは入ってこれないですね…
この難題を解決すべく、あの匠が立ち上がった!
♪ちゃららららららあーん、ららららあ〜
(そう、あの音楽です。ビフォーアフターの)
空間の古道具師 古村 太
匠の声:入り口はお店の顔、暗くてはダメ!
まずは明るく、何かを期待させるような
そんなワクワクする雰囲気じゃないとけませんね。
なんということでしょうおぉ〜( サザエさんの声、忘れずに! )
行く手を遮るあの監獄だった格子を移動。
入り口からまっすぐに延びたアプローチには
明るい光が差し込む、
期待をさせる移動空間へ変貌!
突き当たりから見える窓の風景は、
まるでフランスのセーヌ川を思わせる、
異国情緒も演出……
さて、徒歩5階を登ったお客さんは
喜んでくれるでしょうか?
続。
初稿 20130123